6月 23

iPhoneの開発についてはNDAがあるのであまりブログなどに書くことができません。ただ以下の内容は書いても構わないだろうし、少し手続きで引っかかったところなのでここに書いておきます。

iTune Storeでアプリケーションを販売するためには、アメリカの国税庁(IRS)にW-8BENという書式を提出しなければなりません。そうしないとアメリカでの売り上げに対して売上税がかかり、さらに国内でも課税されるので税金を二重に払うことになります。米国と日本との取り決めにより、米国内に拠点のない事業者に対しては課税が免除される仕組みになっていて、W-8BENという書式はその課税免除のための申請書になります。W-8BEN自体はDeveloperサイトのフォーマットに記入すると、メールでPDFが送付されてきて、そこにサインしてアップルに郵送すれば替わりに提出してくれます。

ここでちょっと問題なのはW-8BENのためにEIN(Emploer Identification Number) という識別番号が必要なことです。(法人の場合。個人の場合は必要ないようです)このEINを取得するためには、別にSS-4という書式で申請しないといけないのです。

アップルのサイトにも書き方と申請方法が書いてあり、SS-4の用紙もダウンロードできるようになっています。ただし、IRSにある最新のもの(現在は2009年1月)より古いものです。自分はIRSのサイトから最新のPDFをダウンロードしてFAXしました。また、もし英語が堪能であれば、FAXせず直接電話すればその場ですぐに番号をくれるようです。FAX後、IRSのサイトには4営業日でFAXで番号を送り返してくれる、と書いてあります。が、それはあくまで米国内のことであって、日本には送ってくれません。待っていてもだめです。自分は7日経ってもFAXがないので直接電話しました。先にFAXしたということを伝えれば、担当者が調べてくれて、番号があれば教えてくれます。FAXしておいて後に電話する、これが一番簡単だと思います。

こういう電話で一番難しいのは、日本の名前のスペルを伝えることです。あらかじめ自分の名前と住所はスペルアウトできように練習しておくといいです。例えば、田中さんなら、TANAKAですから、「T as in TEXAS, A as is America…」というようにです。州の名前などなら確実だと思います。

お金にとても余裕があるという人は、弁護士に頼むという方法もありますが、電話一本で済むのでもったいないと思います。というか、これくらいの努力がないと海外でアプリケーションを売るのは無理ですよね。ちなみに無料のソフトを配布する分には上のような手続きはいりませんし、米国でも税金を払ってやるぜという豪毅な人も必要ないと思います。

2009年7月10日追記:

1ヶ月後郵送でIRSからナンバーが送られてきました。ちょうど1ヶ月ぐらいです。電話しなくても待っていれば送ってきてくれるようです。

4月 15

携帯電話向けプラットフォーム「Android」のバージョン1.5のSDK(プレビュー版)が公開されました。

起動してすぐに目につくところでは、起動時のロゴが変わりました。またHOME画面のウィジェットがアナログ時計からGoogle検索窓になりました。
android15_home
検索窓にフォーカスを当てるとソフトウェアキーボードが出てきます。これでハードウェアキーのない端末でも文字入力ができるようになりました。
android15_keyboard
細かいところではメニューの背景が透過しない背景に変更になり、メニューの項目が頻度順に自動的に並び変わるようになりました。
android15_menu
また言語の設定(ロケール)で日本語が選べるようになり、UIに日本語が表示されるようになりました。ただし、フォントと表示がちょっとおかしいですね。「位置」の「置」とか、明らかにおかしなフォントなのか、あるいは根本的に間違っているように見えます。
android15_locale
HOME画面はショートカットやウィジェットを選択して置けるようになりました。でも削除の方法がわかりません(涙
android15_addhome
android15_widget

4月 09

AndroidのGUIのパーツはdrawableフォルダ内に格納されていますが、どんなアイコンのサイズがあるのか調べてみました。

android_icon_size

Androidでは壁紙はJPEG、それ以外のグラフィックはすべてPNGです。自作したアプリの場合は”sym_def_app_icon.png”という名前で48x48ピクセルのPNG(24bit)ファイルを用意します。影の部分には透過度を持たせることができます。オプションメニューのアイコンは同じ大きさですがモノクロのアイコンです。自作アプリの場合はこの2つを用意すれば事足りると思います。

最初から用意されているアプリケーションのアイコンソースはdrawableフォルダにはなくimageファイル内にあるようです。実機ではROM内に格納されているのでしょう。それ以外のdrawable内のグラフィックはサイズを変えずに書き換えれば、他のデザインに置き換えることができるようです。

4月 08

AndroidのSDKをインストールしていろいろ触ってみています。iPhoneとは違ってUIに関する細かなドキュメントがありませんので、実際にエミュレーターで表示してみてメモとしてここに書いて行こうと思います。

Android SDKでは現在のところQVGA(240×320)とHVGA(320×480)の縦と横のみをサポートしています。おそらく日本ではHVGAが主流になると思われますが、HVGAでは画面の領域は下のようなサイズで使われます。

android_hvga1

上から24ピクセルはステータスを表示するバーで、このバーは常に表示されます。その下に1ピクセルの区切り線があり、実際のアプリケーションで使うのはその下の455ピクセルの領域になります。また、下から133ピクセルにはオプションメニューが表示されますので、場合によってはメインの画面のレイアウトを考慮する必要があるかも知れません。

4月 06

Windowsでは通常、フォントはC:\WINDOWS\Fontsにインストールしますが、アドビの製品だけで使うのであれば以下のフォルダにインストールすることができます。ここにインストールすれば、IllustratorでもPhotoShopでも同様に使うことができます。

Program Files¥Common Files¥Adobe¥Fonts

システムにインストールすると起動時にすべてのフォントを読み込むので、Windowsの起動が遅くなりますし、リソースも消費します。Officeなどのアプリで使わないのであればアドビのディレクトリにインストールする方がいいのかも知れません。