6月 16

いつ発売か正式なアナウンスはないですが、夏までにはドコモからアンドロイド携帯が発売されることと思います。こうして試しにアンドロイドのアプリケーション開発などをやってみているわけですが、実際のところ日本で成功するかどうかといわれたら、このままではそれは難しいのではないかと思います。もちろんGoogleのサービスを受けるモバイルという点では最右翼とは思いますが、検索なら通常の携帯でもできますし、地図アプリだってGmailだって別にAndroidではなければというわけではありません。

最大のライバルたるiPhoneには少なくともiTuneという強力な音楽環境が用意されていますし、現時点では完成度という点で数歩リードしています。App Storeも十分に魅力的なアプリケーションが揃っています。AndroidにもMarketがありますが、現時点では日本のデベロッパーはアプリを販売することができませんし、買うほうもGoogle Checkout以外の決済方法があるのかないのかアナウンスがありません。

iPhoneのアプリケーション開発をやってみて思うのは、言葉の問題はあるにせよ、少なくとも参戦するには十分なサポートが得られるということです。Androidが携帯端末として日本に根付くにはGoogleのサービスが他の端末より各段に使いやすいか、Googleのサービスだけでは足りない部分のアプリケーション開発をしようと思えるだけの環境を日本でも整える必要があると思います。

それでもAndroidにこうして期待しているのは、iPhoneは所詮はアップルの描くクローズドの世界の話であってオープンプラットホームではないからです。携帯電話にとどまらず他の情報端末にも展開できるのではないかという夢があるからです。目的によって形態が違ってもUIが共通の情報端末や家電、あるいは移動体(あるいはクラウドへ接続するユニ端末)へと広がっていくことができれば、携帯電話市場という限られたマーケットでのシェア云々というのではなく、普及することに意味が出るのではないでしょうか。そんな夢のために今しばらくAndroidに期待していこうと思います。

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